2016年10月10日月曜日

家計簿を続けるコツは、費目分けに慣れることだと思う

私の経験から、初心者が家計簿に挫折する一番大きな要因は、
「費目分けに悩むから」
だと思います。

慣れないうちは、何をやるにも時間がかかります。
特にレシート見て、費目を振り分ける作業に、ものすごく時間がかかります。
(レシートの中に、食品や日用品が混在していると、もう!)
しかも、悩んで費目を振り分けても、「何となくしっくりしない」。
この気持ちが、もやもや感や徒労感を産み、家計簿が億劫になっていくのだと思います。

そう、徒労感が一番まずい。。。

家計簿なんて、やらなくても家計が把握できるなら、やりたくない。
把握できてないし知りたいからやってるのに、やってることが合っているのか間違っているのか、よく分からないので、なんだかすごく億劫になります。私の挫折理由はそこでした。

私が参考にしている、婦人之友社の家計簿には、費目分け表が付録で付いていて、簡単な例示もあります。もちろん、我が家に即して変えても良いわけですが、家計簿初心者は、ある一定の指針が示されているのは心強いと思います。



困るのは、年に何回かしか登場しないものです。その都度、「これって、前は何の費目にしたっけ??」と悩みます。

例えば、
・カード年会費
・年払いのNHK受信料
・年払いの各種保険料(火災保険、生命保険etc…)
・プロバイダー料
・町内会費
・お賽銭
・バッグの修理費
・布団や枕などの寝具
・包丁砥ぎの代金

年に1回、せいぜい数回しか出てこないものは、毎回費目が違っても、大勢に影響なしという場合がほとんどかもしれません。(カード年会費とか町内会費とか)
が、数年に一度でも、大きな金額(掛け捨ての長期保険料とか寝具とか)は、費目が一致しないと、データとして成立しません。

「データとして信頼性がない」と思うと、やっぱり苦労して付ける気は出て来ません。徒労感に繋がるのです。

私もまだまだ家計簿初心者ですが、記帳が続かず挫折しがちな方は、費目分けをきっちりやることを心がけると続く気がします。
細かすぎてもダメですが、すべて「雑費」とか「日用品費」にしてしまうと、後でデータ分析できないので。


ちなみに、婦人之友社の家計簿方式で上に挙げた例の費目を書きますと、

・カード年会費 → 特別費
・年払いのNHK受信料 → 住居家具費
・年払いの各種保険料(火災保険、生命保険etc…)
→火災保険は住居家具費、生命保険は特別費(貯蓄性が高ければ「貯蓄」)
・プロバイダー料 → 住居家具費
・町内会費 → 住居家具費
・お賽銭 → 公共費
・バッグの修理費 → 衣服費
・布団や枕などの寝具 → 衣服費
・包丁砥ぎの代金 → 住居家具費

となります。
特別費と公共費は、ちょっと特殊ですね。

特別費:主に、直系の親や教育費のかかからなくなった子や孫への送金など。自家の冠婚葬祭、先祖のための費用、家庭事務費(文房具など)など

公共費:社会に貢献するための献金や寄付 (いわゆる公共料金ではない)

婦人之友方式だと、ペットの飼育費用も住居家具費です。
それ以外にもこの費目に含まれるものがとても多く、全体の金額が大きくなりがちなので、我が家はペット費として別に費目を設けています。


私は自分で考えるのが面倒くさかったので、婦人之友社のやり方に従いました。
しかも雑誌「婦人之友」によると、電話で家計簿についての疑問に答えてくれるというので、そのためにも婦人之友方式の方が良いかと思ったのです。なかなか家計簿記帳の疑問に答えてくれるところなんてありませんから。

しかし、必ずしも婦人之友社の費目分けが、万人向きというわけでもないので、自分で決めた費目を守ってつけてみる。途中でどうしても「これは最初に決めた費目が違っていた、変更したい」と思ったら、変更したことがわかるように、家計簿の表紙とかに書いておくなどして、自分の方法を確立することが大事かと思います。



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