2013年9月1日日曜日

梅干し作りで思うこと

・今年気づいたことだが、私は梅干しそのものが好きというよりも、「梅干し作り」が好きなんだな、と。梅の変化を見るのが楽しい。
ダンボールで届いた時の、いかにも果物らしい甘くて爽やかな香り、塩漬けにした時の黄色、干してうっすらと浮いて来た塩が日光に照らされる様子、、、などなど、自然の力を身近に感じるひと時が好きだ。

・今年は学んだことが多く、来年はもう少し気持に余裕を持ってできると思うので、いろんな段階の画像を撮りたいと思う。

・レシピ集などを見ても、「何をしたらどうなる」が今までは分からず、漫然としたモヤモヤを引きずりながらやっていたが、「四畳半の住人」さんのおかげで、疑問点がかなり解決した。
今まで、梅干し作りをやりたくても、暑い夏に作業するのが億劫なのだと思い込んでいたが、そうではなく、モヤモヤした疑問が解決できないまま梅仕事をすることが億劫だったのだと気づいた。

・そして、「四畳半の住人」さんの言うとおりだなー、と実感することが多々あった。
特に、「梅干し初挑戦の場合の注意点」(引用元http://homepage2.nifty.com/NG/ume/ume01A.htm)のこの部分。↓
 せっかく手作りするのですから、贅沢感のある大きい梅を使って下さい。好き嫌いもありますが、3L以上をお勧めします。2Lはギリギリ最小と思って下さい。4Lサイズなんて、こんなに贅沢。(^。^) で、大きい方が美味しいのは梅も同じ、そして4Lが一番簡単ですよ。達成感と見てくれも最高です。

「4Lサイズが一番簡単で達成感と見てくれも最高」とは、梅干し作りを終えて、しみじみと納得。
どんな梅干しを良しとするかは各人の好みだけど、私は口にしたらすぐに歯が種に当たるしおしおの梅干しではなくて、果肉たっぷりの梅干しを作りたいと思って、今年は4Lを買い求めた。私は梅干し作り4~5回目で初心者ではないけど、いつも迷い迷いやってるので初心者も同然。
4Lは果肉が多い分、梅酢も早く上がる感じがするし、間違いなく果物の香りがした固い梅が、いつの間にか、柔らかくて塩から酸っぱい保存食の「梅干し」になったんだなーという感慨や達成感は、今までで一番だった。

・梅の仕入れ
これも随分悩んだ。
現物を確認したくもあるので、そうならばスーパーか八百屋の店頭販売を待たねばならない。現物を見て、近場では好みの4Lサイズを見つけられないと判断してからネットで注文したのでは、まず間に合わない。
もしもネットで購入するなら、その年の出来にもよるが、おそらく5月中くらいに予約しておかないと、予約数に達して締め切ってしまう可能性が大きい。

結局、店頭で好みのものを見つけられなかった時の後悔が大きいだろうと判断して、5月中にネットで注文した。6月中旬に梅シロップ用の梅(これも4Lを注文)が届いたが、見事な大きさで感動、そして一安心。

梅干し用の梅が6月下旬に届くまでに、近所のスーパーを何か所か回ったが、4Lはまず置いておらず、3Lが最大だった。1か所だけ、4Lの表示の物があったが、どう見ても袋の中の梅の平均は4Lではなく3L。4Lは2~3割しか含まれてないように思えた。自宅ではなく広い売り場で見たから小さく見えたのかなぁ。
いずれにしろ、サイズ表示しているのに粒の大きさが揃っていないし、熟しているというより運搬か陳列の間に傷みつつある(ビニールの中で蒸れている)ように見受けたので、結果的にネットで注文していおいて良かった。

しかし、、、、いかんせん、値段が高かった。
1kg3,000円越えである。(購入するkg数によって、単価が異なる)
しかしネットで調べても、4Lはあまりなかったと思う。今年は大きさ重視だったので、ここは仕方ないと割り切ろう。来年は、もう少し小さめもやってみたい。

実家で食べていたのが白梅干しだった。外で食べる赤梅干しで、白梅干しよりおいしいと思ったものに出会ったことがなかったので、自分は白梅干しが好きなんだと思い込んでいたが、これだけ自然に反した梅干しが出回っている昨今、私は「本当の赤梅干し」を食べたことがないんではないか?と思った。「もしかして自分で作ってみたら、赤梅干しファンになるかも!?」と思ったら、来年は赤梅干しも作ってみたくなった。

今年、梅仕事のポイントが自分の中でもだいぶはっきりしてきたので、来年はできれば赤と白と両方仕込みたいなぁ。でも赤梅干しは、紫蘇をカビさせないとか、さらに気を遣いそうだけれど。

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