私は月が好き。
中学生の頃だったか、夜遅くに窓を開けた。
雨戸を閉めるためだったかもしれない。
試験勉強に行き詰っていたことは覚えている。
季節は晩秋だったと思う。
自分の部屋から見た月はとても清明で、
モヤモヤした気持ちがすーーっと落ち着いた。
以来、何かあると月を見上げている。
嬉しい時も悲しい時も。
でも不安な時に見上げることが多いかな。
月を見ようとしない時は、平穏な日々の証。
きょうは、スーパームーンの日なのだそうな。
でも私の住む場所では雨が降って、見えない。
良いのだ、見えなくても。
昔は、必要な時に私はいつも月を見て、励まされた。
今は、月を見て励まされたという過去が、私を支えている。
今夜、スーパームーンは見えなくても、
「雨と厚い雲の向こうに、大好きな月があるのだ」
と思うだけで、嬉しい。
生きていて良かったと思うのは、
こうやって「大丈夫」と思えることが増えたことに気づく時。
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