2017年4月27日木曜日

セールスマンは、帰り際の態度ですべてが決まる

私は商売をやっているので、飛び込みの営業マン、もしくは電話勧誘がかなりあります。
本来のお客さんよりも、そっちの数の方が多い日もあります(笑)。

で、大抵は断るし、営業マンの帰る背中を見て「ああ、断って正解だったな」と再確認します。

その決め手は、営業マンの態度

私は、飛び込みの営業マンにも、きちんと対応します。
「申し訳ないんですけど、今、新しい広告はまったく出すつもりがないんです。」
といった感じ。

「めんどくさいなー」と心では思ってても絶対に態度には表しません。
なぜなら、その人はもしかしたら将来、うちのお店のお客さんになるかもしれないから!
(いや、もしかしたらすでにうちのお客さんかも。前にいらしたのを私が忘れているだけで。)


それはもう、基本中の基本。


にもかかわらず、当の営業マンは「これは脈なし」と悟ったとたんに、さっさと背を向けて帰ります。こっちが背を向けてもいないのに、ね。
お店を出る時に一礼するどころか、「ふん、はいはい」って感じで帰る人が多いです。
一応笑ってるんだけど、ふてくされた笑いだから感じ悪っ!!(; ・`д・´)

ちゃんとした営業マンは、私の断りを聞いたら
「それは失礼しました。今後何かお手伝いできることがありましたらぜひお声かけ下さい。よろしければ名刺だけ置いて行かせてください。捨てていただいても結構ですので」
と言って、名刺を置いて行く。
去り際も、ドアの前でもう一度こちらに頭を下げて一礼する。

それは最低限、当たり前のマナーだと思う。
だって、最初に「もしもし」って言ってきたのは営業マンの方ですよ?
私からお呼びしたわけではなくて、こちらはそちらの呼びかけに応じて店先に出てきて、しかも誠意持って対応したんですよ???


確かに、営業マンにしたら名刺を何枚も何枚も置いていくだけで数字に繋がらないかもしれないけど、それは広告料みたいなもの。回収できない(できたかどうか判断しきれない)けど、投資なんですよ。無駄にはならない。

万が一取っておいたお客さんは今後電話してくるかもしれない。
実際私はそのパターンで発注したこともあります。それは帰り際の態度がきちんとしてたから。
私はそういう営業マンは、名刺に見た目の特徴を書いて(20代、やせ形、メガネ、温和そうといった具合)ファイルしておき、その分野で相談したいことが出てきたら連絡します。

特に広告は、出したところでそれがどの程度功を奏しているのか、明確に捉えられないです。
だからこそ、営業マンの態度が大事。
広告を出すまでにいろんな打合せがあるわけで、その際にいい加減だったり失礼な態度だと、実際の広告にまでケチがつく。

あくまでも感覚ですけどね。でも広告ってイメージだから。
見るお客さんも第一印象はイメージだけど、広告主にとってもイメージは大事。
チンピラみたいな人間とかかわって大事な時間と資金を使う気になんてなれませんよ。
営業マンは、会社の看板を背負ってるんだという自覚を持つべし。

で、さっき来たのは
「サントリーの自動販売機をお店の前に置きませんか?」
だったんですけどね。

実際はサントリーの人じゃなくて、サントリーの子会社か関連会社かなんでしょうけど、サントリーのイメージは悪くなりましたよね。
名刺も出さなきゃ、「はいはい」って苦笑いしただけでさっさと帰って行きました(笑)。

営業マンは断られて断られて断られ続けて、ふてくされた気持ちになるのでしょうけど、
でもそれは自分で選んだ仕事ですから!!

人として最低限のマナーも守れないような仕事ならお辞めなさい、と言いたいです。


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