2016年2月18日木曜日

ファイナンシャルプランナーの相談に行ってみた

先日、思い立ってファイナンシャルプランナー(以下、略してFP)のところに、家計の相談に行きました。

動機は、もちろん「家計を見直したい」ということ。
現在の支出は夫婦二人としてはやはり大き過ぎるのではないか?という不安があったので。

家計簿をつけるようになってから実感するのは、「その家庭その家庭で、家計はまったく違う」ということ。
家族構成や収入や可処分所得が同じでも、家庭によって支出内容(金額)はまったく違うはずですから、平均値などを極端に気にする必要はないとは思います。
…とはいえ、やっぱり「常識の範囲」というのがあるでしょうし、プロから見て「あなたの家のここはちょっとマズイですよ」というのがあれば指摘して欲しいと思いました。


相談の予約を入れてから、「では何を相談したいか」をじっくり考えました。
やっぱりお金を支払って相談するとなると、「取りこぼしなく相談したい」と思って、普段一人で何となく考えているのとは違って、かなり理性的になり、それ自体もプラスでした。


そして、予約日当日、昨年1年の家計簿や集計表などを持って、相談に行きました。
結論としては、ちょっと私が期待していたのとは違うかな~という感じでした。(^^;)ゝ

FPの方は、月単位で収支を考えるという手法。
収入は税金などを引いた後の金額を、支出は毎月出て行く固定費を、家計簿から抜き出して行きます。ここはあくまでも概算で、「ざっくりした収支を把握しましょう」ということのようです。

ここで私がちょっと疑問だったのは、「固定費」の定義です。
FPさんの指す固定費は、あくまでも「毎月出て行くもの」なのです。支出費目、目的、金額(年単位)が同じでも、「支払い方が違うなら固定費とはしない」ということです。
従って、例えば、月払いの自動車保険料は固定費と見るけど、年1回払いの自動車保険料は固定費には入れないのです。


我が家の場合、大抵の支払いはまとめた方が若干でも安くなるので、できるだけ年払いにしています。思いつくだけでも、自動車保険(2台分)、火災保険、NHK受信料など。

あと、さらに分かりにくいのは、ネットでまとめ買いするもの(調味料や嗜好飲料、日用品など)です。これは年1回ではなく、だいたい年に2~6回、消費頻度や購入時の送料などによって変えています。
でも例え、まとめ買いしなかったとしても、調味料や日用品は月単位で消耗するとは限らないので、「どこまで固定費にするか」は判断が難しいところです。(ワタシだけ??(^^;))
なので、この時には消耗品に関しては、「だいたいこんな感じかな?」と感覚で決めてしまいました。

で、このFPさんのやり方で行くと、昨年の全支出のうち、固定費は約52%、それ以外は48%という計算になります。
これは正確に算出したわけではなく、昨年の家計簿や集計表からざっくりと拾った結果ではあるのですが、しかし、さらにざっくり言ってしまえば、総支出の半分が固定費で、それ以外は固定費ではないということになります。

しかも「固定費以外」の中には、先ほど書いたように、自動車や火災保険、NHK受信料があるわけです。もっと細かいものを言えば、カード年会費や町内会費、趣味の会費(半年払い)、犬の狂犬病予防注射とか感染予防の薬代なども、状況が変わらないければ(おそらく当分変わらない見込み)、毎年出費して行くことが確実なものです。これを固定費に含めないというやり方は、何となく釈然としないなーと思いました。

結局、「何を固定費と決めて、固定費とそれ以外に分けて、支出のバランス、貯蓄のバランスを考えるのは、当事者にしかできないんだ」と思いました。

FPさんからは、「月ベースでの家計を把握しましょう」とのアドバイスをいただき、それに関しては、
私も漠然としか把握していなかったので、とても納得したことではあります。


帰宅後いろいろ考えた結果は、次の通りです。
① まずは我が家の固定費をしっかり把握。
その上で、月単位の出っこみ引っ込みを把握。
② しかし「これは固定費」と思い込まず、不要な物は買わないと決める。
もしくはさらに安価 で満足できる物を見つける。
③ 「固定費以外」は、贅沢品や冠婚葬祭、家電などの修理・買換え、突発的な事故など(考えたくないけど!!)だろうから、その中で削れるのは、やはり贅沢品。本当に必要な物か判断する。
④本当に必要な物なら、気持ち良く出費する。
⑤貯蓄のことをきちんと考える。(具体策はまだナシ!!( ;´Д`)) 

とにかく、家計簿をつけ続けないことには分析もできないので、淡々と記帳を続けて行きたいです。




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